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2025年11月10日、元不登校YouTuber「ゆたぼん」（16）が中国駐大阪総領事による高市早苗首相への脅迫的投稿に激怒し、Xで強烈な抗議メッセージを発信した。この外交問題は瞬く間にSNSで拡散され、日中関係の新たな火種となっている。
ゆたぼんが見せた愛国心 – 「絶対に許せない！」の叫び
現在高校生で冒険家を名乗るゆたぼんは、11月10日午前にXを更新し、中国の薛剣（せつけん）駐大阪総領事による問題投稿について激しく抗議した。
ゆたぼんの投稿内容：
「【拡散希望】中国の大阪総領事の投稿、これは高市早苗総理に対する殺害予告じゃないか？絶対に許せない！投稿を削除して済むと思うなよ！皆さん、拡散お願いします！日本なめんな！」
ゆたぼん激怒「日本なめんな」高市氏発言に中国の大阪総領事「汚い首は斬ってやる」投稿報道うけ – 政治 : 日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202511100000060_m.html
16歳という若さながら、国家主権と政治家の安全に対する脅威に毅然とした態度を示したゆたぼんの投稿は、多くのネットユーザーから支持を集めている。
ゆたぼんのプロフィールと最近の活動
ゆたぼん（幸也）基本情報
- 年齢：16歳（2025年現在）
- 肩書き：元不登校YouTuber、高校生、冒険家
- 主な活動：YouTube配信、留学準備、社会問題への発信
- 特徴：独自の教育観で注目を集め、現在は海外留学も視野に入れた活動を展開
高市首相の台湾有事発言が引き金 – 「存立危機事態」答弁の詳細
問題の発端となったのは、高市早苗首相が11月7日の衆院予算委員会で行った「台湾有事」に関する答弁だった。
台湾有事と存立危機事態の関係
高市首相の発言要旨：
- 中国による台湾侵攻は「存立危機事態」に該当する可能性が高い
- 武力行使を伴う場合、集団的自衛権の行使が可能
- 日本の平和と安全に重大な影響を及ぼす事態として認識
この発言は、2015年に制定された平和安全法制（安保法制）に基づく判断であり、日本が他国と共同で防衛行動を取る法的根拠を示したものだった。
存立危機事態とは何か – わかりやすい解説
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定義 | 日本と密接な関係にある他国への武力攻撃が発生し、日本の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある事態 |
| 要件 | ①他国への武力攻撃の発生 ②日本の存立の危機 ③他に適当な手段がない |
| 対応 | 集団的自衛権の行使（限定的） |
| 台湾有事への適用 | 地理的近接性と戦略的重要性から適用可能性が高い |
薛剣総領事の問題投稿 – 外交官による異例の脅迫発言
中国の薛剣（せつけん）駐大阪総領事は11月8日深夜、朝日新聞デジタルの記事を引用する形で、極めて攻撃的な投稿をX（旧Twitter）に行った。
薛剣総領事の投稿内容（削除前の完全版）
原文：
「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか 😠」
この投稿は、外交官としての品格を著しく欠くだけでなく、日本国の首相に対する明確な脅迫と受け取れる内容として、即座に大きな波紋を呼んだ。
薛剣氏のプロフィールと経歴
薛剣（せつけん）氏 基本情報
- 現職：中華人民共和国駐大阪総領事
- 経歴：中国外交部出身の職業外交官
- 赴任時期：2020年〜現在
- 管轄地域：関西地方を中心とした西日本
- 過去の活動：関西経済界との交流、大学での講演など
日本政府の即座の抗議 – 外交ルートでの厳重抗議
日本政府は薛剣氏の投稿を確認後、即座に外交ルートを通じて中国側に厳重抗議を行った。
政府対応の詳細
外務省の対応
- 在日中国大使館への即座の抗議申し入れ
- 薛剣氏本人への直接的な抗議
- 投稿の削除と謝罪の要求
- 再発防止の徹底要請
政府関係者のコメント：
「外交官による一国の首相への脅迫的発言は、外交関係に関するウィーン条約の精神に反する極めて遺憾な行為である」
SNSでの大炎上 – 国民の怒りが爆発
薛剣氏の投稿は削除されたものの、スクリーンショット画像がSNS上で拡散され、多くの日本人ユーザーから激しい批判を浴びた。
主な反応とコメント
支持の声：
- 「ゆたぼんよく言った！16歳でもこれだけの愛国心を持っているのに」
- 「外交官がこんな発言をするなんて信じられない」
- 「高市首相を守るのは当然のこと」
政治家からの反応：
- 自民党議員：「外交特権の濫用であり、ペルソナ・ノン・グラータ（好ましからざる人物）として国外退去を求めるべき」
- 野党議員：「政治的立場を超えて、このような脅迫は許されない」
この事件の外交的意味と今後への影響
日中関係への長期的影響
今回の事件は単なる個人的な失言を超えて、以下のような深刻な問題を提起している：
1. 外交プロトコルの破綻
- 外交官による一国首脳への脅迫は前例がない
- 国際法上の外交特権の濫用
- 両国関係の信頼関係に深刻な亀裂
2. 台湾問題の先鋭化
- 中国の台湾統一圧力の高まり
- 日本の台湾防衛関与姿勢の明確化
- 東アジア安全保障環境の悪化
3. 情報戦・世論戦の激化
- SNSを使った外交官による直接的な威嚇
- 従来の外交チャンネルを超えた対立
- 民間レベルでの感情的対立の拡大
国際社会の反応と今後の展開
アメリカ・台湾の反応
アメリカ政府：
- 国務省報道官：「同盟国である日本の首相への脅迫は容認できない」
- 日米安保体制の結束強化を確認
台湾政府：
- 外交部：「民主主義国家への威嚇は国際社会の平和を脅かす」
- 日台関係のさらなる深化を表明
今後予想される展開
- 外交レベル
- 薛剣氏の本国召還の可能性
- 日中首脳会談への影響
- G7での連携強化
- 安全保障レベル
- 台湾有事への備え強化
- 日米韓協力の深化
- 自衛隊の役割拡大議論
- 国内政治レベル
- 高市政権の支持率への影響
- 対中強硬論の高まり
- 憲法改正議論の活発化
まとめ：若い世代の愛国心が示すもの
今回の事件で最も印象的だったのは、16歳のゆたぼんが示した毅然とした愛国的態度だった。彼の「日本なめんな！」という言葉は、多くの国民の心情を代弁するものとして大きな共感を呼んだ。
一方で、外交官による前代未聞の脅迫発言は、日中関係の新たな局面を象徴する出来事として歴史に刻まれることになるだろう。台湾問題を巡る対立が激化する中で、このような事件が再発しないよう、両国は冷静な対話を維持する必要がある。
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