NATOの北極戦略の最新動向(2026年1月現在)

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NATOは専用の「北極戦略」文書を持っていませんが、2022年の戦略概念や地域防衛計画の中で、北極圏(High North)を戦略的競争の重要な領域と位置づけています。ロシアの軍事化や中国との協力強化、気候変動による新航路・資源の開放を背景に、抑止力強化と同盟国保護を重視しています。

主な戦略の柱

  • 抑止と集団防衛:北部戦線の保護と航行の自由確保。
  • 北極同盟国の協力:カナダ、デンマーク(グリーンランド経由)、アイスランド、ノルウェー、米国を中心に、フィンランド・スウェーデン加盟でNATOの北極支配力が強化。
  • 脅威対応:ロシアの基地・潜水艦活動、中国の投資・影響力への対策。

2025-2026年の最新動向

トランプ大統領のグリーンランド領有圧力が高まる中、NATOは北極セキュリティの強化を加速しています。欧州諸国は米国への懸念を払拭しつつ、ロシア・中国対策を推進。

  • ベルギー国防相が北極でのNATO専用作戦開始を提案。
  • ドイツが「Arctic Sentry」風の共同ミッションを提案、グリーンランドを含む監視強化。
  • イギリスがNATO同盟国と北極防衛強化を議論、ノルウェーへの恒久派兵継続。
  • 監視強化、装備移転、演習増加が議論中。

NATOの北極地域地図(加盟国強調)

NATO加盟国と北極地域
NATO加盟国(北極視点)
NATO新地図
フィンランド・スウェーデン加盟後のNATO北部拡大

主な軍事演習

NATOは極寒環境での実戦訓練を重視しています。

  • Nordic Response / Cold Response:数万人規模の大演習(2026年も計画中)。
  • Arctic Light:デンマーク主導のグリーンランド演習。
Cold Response演習
Cold Response演習の様子
Nordic Response演習
Nordic Response 2024(2万人以上参加)

今後の展望

トランプ政権の圧力が逆にNATOの結束を促し、北極を「戦略競争の最前線」と位置づける動きが加速。直接衝突は低いものの、監視・抑止力の強化が続くとみられます。

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